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2006年09月23日

シンポジウム「フェアトレードと企業のCSR」

いつもは1行blogですが、今日は珍しく長文です。

06年9/23に、フェアトレードに関するセミナーを聴講してきました。
午前は、フェアトレード学生ネットワーク主催の「全国フェアトレード学生サミット」の分科会で、午後は立教大学21世紀社会デザイン研究科主催のシンポジウム「フェアトレードと企業のCSR」です。
大変勉強になりました。
講師の長坂先生のお話は、著書「オランダモデル」を読んでいたのでよりよく理解できました。

さて、パネリストの金田さんのお話ですが…
フェアトレードというより、フェアビジネスと捉えれば、よりCSR的に考えることができるでしょう。
「電機メーカー、自動車メーカーにとってのフェアトレードは?」の投げ掛けが結構複数の方の発言にまで引きずっていたようですが…
私が現時点思いつく「電機メーカー、自動車メーカーにとってのフェアトレードは?」は、
以前、グリーン・フォワードのメルマガでも書いたように、
1. 鉱物資源の視点。電機・自動車メーカーがその購買基準に、フェアなメタルを買うという宣言をすることは、フェアトレードにつながります。
2. 自社工場(国内・国外ともに)、協力工場(国内外)における労働条件、フェアな対価、
の視点です。ワーキングプアという言葉が流行りつつありますが、国内工場においてもその劣悪な環境、ダブルスタンダードぶりが露呈しつつあります。
東洋経済の9/16号がタイムリーです。
最低限この2点に触れないのは、それこそフェアじゃないでしょ…
3.もう一つ、会場の学生さんからの発言であった、「知的所有権」の視点ですね。
医薬品ならばジェネリックでの議論も大きいですし、電機・自動車でも、先進国が特許を抑えている製品(部品)は、そもそも途上国では作ることが許されないわけですから。
これも、That’ not fair. ですよね。
というわけで、幾つも挙げることができると思います。
この他にも多数あると思うので、ぜひご教授下さい。m(__)m

また、今日よく取り上げられていたのが、「フェア」の定義です。
「アンフェア」については伊藤先生の、奴隷貿易から始まる搾取の歴史、で問題ないと思いますが、「フェア」の定義は揺らいでいるように感じました。
私にとってのフェアは、上記であげたThat’ not fair. の感覚ですね。
「そんなのないよ!」の感じ。「公正」と訳すものとは違う気がします。
英語のfairに「きれいな、美しい、魅力的な」の意味があるように、公正・正義の白黒だけでなく、もっとカラフルで美的なもののような気がします。

今日は珍しく長文になりました。
今までは意図的に1行blogにしてきました。
下書きで長く書いてもボツにして、アップするのは1行だけ、というのも何度もありました。
でも、2.0的にするには、自分の無知無学ぶりをさらしてでも、思ったことは書くべしという方針に改めることにしました。

投稿者 funatsu : 2006年09月23日 20:35

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