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2006年12月15日

COP12、COPMOP2はどんな会議だったか

06年12/15に、気候ネットワーク主催の「COP12、COPMOP2はどんな会議だったか」を聴講してきました。
こういうのはテキストを読むより、セミナーが最も分かりやすいと感じています。
今年も大変勉強になりました。

CCS(二酸化炭素回収貯留技術)をCDMの中で認めるかどうかという議論に関する報告がありました。
CCSは技術的に確立されたものとは言えないので慎重に見極めつつも、(最終的にはあらゆる手を打つ必要があるため)議論はきちんとしておく必要はあると感じました。
また、森林減少防止活動を排出削減対策として扱う(クレジットを与えるなど)議論に関する報告がありました。
これも、科学的、技術的な方法論に関する議論が始まったばかりなので、今すぐに始まるということはありませんが、森林破壊によるCO2の排出量は世界全体排出量の20~25%にも及ぶので、なんらかの抑制策&資金拠出の方法のための議論は必要でしょう。

また、この報告と、フロアからの人口爆発に関する意見を聞いて思いついたのですが、
(すでにある議論かもしれませんが)
人口抑制活動を排出削減として扱うよう(資金を拠出するよう)に求める国や団体はあるのでしょうか?

例えば、途上国のキャパシティが不足しているがために起こる人口爆発(とそのGHG排出)をベースラインと捉えます。
そこに、決して抑圧的な政策としてではなく、
教育の普及や、リプロダクティブヘルス/ライツの促進、ジェンダーの公平性、貧困の解消などの事業を実施します。
それにより、人口抑制が実現した場合、それに見合うGHG削減に対しクレジットを与える、資金供与する、というアイデアです。
(通常、これら事業はいつも資金が不足しているので)
CDMの定義と同様に、途上国の持続可能性を最大限に尊重することは不可欠です。

もはや気候変動に関する議論の枠をはみ出しているように思いますが、第三者機関による監視など、きちんと運用できれば一石二鳥となりうるものと思いますが、どうでしょうか?…
CDMプロジェクトの地理的不均衡問題の解消にもつながりそうですし。
(現在、アフリカでのCDMは世界の3%しかなく、十分な資金が流れているとは言えない)

投稿者 funatsu : 2006年12月15日 23:40

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